うつ病の治し方

うつ病の治し方-休息編「中断しないと休めません。体を休めると頭も休まる」

 

休息の取り方は、以下の通りです。

  1. 中断する
  2. 体を休める
  3. 頭を休める

 

 

非常にシンプルですが、できない人がとても多いです。

できないのは、順番を守っていないから。

 

ほとんどの人はいきなり

>3.頭を休める

からはじめて失敗します。

 

休息でもっとも重要なのは

>1.中断する

です。

 

この順番が大切な理由と、具体的なやり方を説明していたいと思います。

 

「中断する」とは依存体質を改善すること

休むためには、まず今やっていることを中断しなければなりません。

 

例えばインターネット。

 

「今すぐパソコンやスマホの電源を切って、明日までインターネットを見ないでください!」

 

できませんよね。

 

明日までインターネットを使えなくて、本当に困ることなどありません。

うつ病の時は休息をとることがもっとも大切です。

それでも中断して休息をとることができません。

 

うつ病患者は依存傾向が強いです。

私を含め、周りのうつ病患者の皆さまは、ほぼこの傾向にあてはまります。

そのため中断をすると「禁断症状」が出るんです。

 

「ネットやってる方が気晴らしになって休める」

 

典型的な依存・中毒者の言い訳です。

 

「中断する」とはつまり「依存体質を改善する」ということです。

中断できるようになれば、依存から抜けることができます。

 

タイマーを使って「中断」をやってみよう

インターネットをやる前に30分間タイマーをかけます。

 

タイマーが鳴ったら、インターネットを中断します。

インターネットをやらなければならない理由が山のように思い浮かびますが、全て依存の言い訳、禁断症状です。

中断してください。

 

一度で成功することなどありません。

中断できない自分の、弱さと情けなさ。

もっとやりたい、欲求とエゴ、それを満たせない苛立ち。

全てにまみれて、それでも中断してください。

 

これらの感情がうつ病の悪化につながることはありません。

インターネットができないストレスで自殺するうつ病患者はいません。

 

泣いてもわめいても文句を言って構いません。

中断です!

 

タイマーを使って「休けい」は難しい。まずは「中断」をきちんとマスター

中断できたら、30分間の休息をとります。

30分間タイマーをかけて、タイマーが鳴るまで休けいします。

 

この30分間で休息が取れたら晴れて卒業ですが、実際には中断しても休息など取れていません。

頭の中はインターネットでいっぱい。

 

「中断終了のタイマーが鳴ったらあのサイト見なきゃ、SNSもチェックしなきゃ」

 

思考回路がフル稼働、休息などはるか彼方。

 

タイマーで中断できるまで、挫折しながら何でも繰り返してください。

できずに次のステップに進んでも、休息は取れません。

 

タイマーが鳴るとともに中断ができるようになったら、依存体質からの脱出成功です。

 

次のステップに進みます。

 

 

私たちは「リラックスの初心者」です

中断ができるようになったら、体を休める練習をはじめます。

 

「うつ病の休息で体を休める」

 

何となく違和感があると思います。

うつ病というと精神的な休息が大切な感じがしますよね。

私もそう思ってました。

 

そして精神的な休息を取るために「瞑想」をやったことがあります。

結果は失敗。

頭の中を空っぽにして、精神的な回復を図るという感じですが、 空っぽになどなりません。

 

嫌な考えが次々に浮かぶ

 ↓

なんとか考えないようにコントロールしようとする

 ↓

よけいに嫌な考えで頭がいっぱいになってしまう

 

瞑想をしている間、この繰り返しでした。

 

本当はここでコントロールをすることをやめればいいのですが、そんなことはできませんでした。

そもそも瞑想とは、健康な人がちょっと病んでる時や、病んでいる人がかなり回復してきた時にやると、効果があるものなんです。

 

「病みの達人」である私たちが、暴れている感情をコントロールせずに放っておこうとしても、逆に嫌な感情に飲まれるだけです。

歯を食いしばり耐えたところで、待っているのは精神の荒廃。

 

私たちは「病みの達人」であると同時に「リラックスの初心者」なんです。

 

もう少しハードルを下げていきましょう。

 

 

ほかのことに意識を向ける

嫌なことを考えない努力をするのではなく、ほかのことに意識を向ける努力をする。

これなら自然と嫌なことを考えなくなります。

 

問題は「何に意識を向けるか?」です。

 

テレビやパソコンに意識を向けてしまっては、せっかく脱出できた依存に逆戻りです。

 

うまく説明できないのですが、ほかのことに意識を向けても、その結果、頭を使って考えてしまっては意味がないんです。

だから、考えないものに意識を向ける。

 

「Don't think. Feel ! (考えるな、感じろ!)」

 

ブルース・リーの名言です。

 

何を感じるか?

体を感じるんです。

もう少し正確に言うと、体の「疲れ」を感じる。

 

具体的にいってみましょう。

 

 

体の「疲れ」と「回復」を感じて、マヒした感覚を取り戻す

一番疲れを感じやすい部分はどこか?

「目」です。

 

今からほんの10秒間、目を閉じてみてください。

「じわ~」って感じますよね。

この「じわ~」が目の疲れです。

 

30分間のタイマーが鳴り、インターネットを中断したら、楽な姿勢になり目を閉じます。

 

そしてひたすら目の「じわ~」を感じ続けます。

 

先ほどこの「じわ~」は目の疲れと言いましたが、正確には目の疲れが回復している感覚なんです。

 

「じわ~」となるのは、血液がめぐっている感覚。

足がしびれた時の「びりびり」のもっと軽いやつですね。

 

目も足も、血液がめぐらないと回復はしません。

というより、血液がめぐることで、体の全ての部分は回復します。

 

私たちうつ病患者は、今までこの回復をないがしろにして、仕事・勉強・家事・育児を続けてきました。

その結果、回復を感じる感覚がマヒしてるんです。

 

原因不明の頭痛・めまい・体の痛み...etc

 

原因不明じゃないんです。

感覚がマヒしているから原因が分からないだけなんです。

 

話しが少しそれました。

 

中断タイマーが鳴る

 ↓

ネットを中断して、休憩タイマー(30分間)をセット

 ↓

目を閉じる

 ↓

「じわ~」を感じる

 ↓

休憩タイマーが鳴る

 ↓

中断タイマー(30分間)をセットして、ネットに戻る

 

 

まずはこれを繰り返して、マヒした感覚を 取り戻していきます。

 

 

「じわ~」から「トクントクン」へ

はじめのうちは、目の「じわ~」を感じる30分間がとても長く感じます。

ズルして途中で目をあけちゃったりします。

 

でも繰り返していくうちに、この「じわ~」が気持ちよくなって、30分タイマーが鳴っても「もっと~♡ 」ってなってくるんです。

 

さらに体のほかの部分の「じわ~」も 感じることができるようになってきます。

 

私の場合、目の次は足のつま先、手の指先、その後より体幹へ、といった感じでした。

 

また背中から首筋にかけて「トクントクン」と血脈が感じられるようになりました。

マヒした感覚が徐々に戻り、体全体が回復してきたんだと思います。

 

ここまでくれば「体を休める」の成功です。

 

最後のステップに進みます。

 

 

「体を休めることができる」=「頭を休めることができる」

「最後のステップ」と言いましたが、「体を休める」に成功した段階で「頭を休める」は成功しています。

 

体の回復に意識を向けることができるということは、その間、嫌なことに意識は向いていません。

 

つまり

 

30分間「体を休めること」ができる = 30分間「頭を休めること」ができる

 

ということです。

 

あとはせっかく取り戻した感覚を忘れないように繰り返し練習することと、30分間限定からを自在に変えられるようになれば 「休息講座」卒業です。

 

瞑想にチャレンジしてもいいかもしれません。

また体を動かすのも、この頃がいいと思います。

運動の後は疲れを感じることを忘れずに。

 

 

脳には痛覚がない!どうしよう。。。

ここからは、より頭を休めるために 私がやってみたことや、考えてみたことを書いてみます。

面白ばなし程度で読んでいただければと思います。

 

さて。。。

 

体の疲労や回復というものは練習すれば 「じわ~」や「トクントクン」といった感じで、感覚を通して感じることができます。

ただ頭(というか「脳」)の疲労や回復というものは、感覚を通して感じることができません。

脳には痛覚がないからです。

 

脳には痛覚がないため、小さな痛みの蓄積である「疲労」を 感じることができません。

「じわ~」も「トクントクン」も感じられません。

(脳に絡みついた血管や細胞には痛覚があるようですが)

 

どうしよう。。。

 

まず五感のうち、脳に近いと思われる感覚の疲労や回復を 感じてみることにしました。

 

「目」

これはすでにマスタークラスです。

 

「耳」

ものすごく練習すると、緊張がほぐれてリラックスするのが、すこーしだけ、感じ取れました。

 

「鼻」

これは無理でした。一応回復を感じ取れた「つもり」になりました。

 

「口」

これも味覚というより、舌や口の中の筋肉の緊張がほぐれて リラックスでしたが、結構感じ取れました。

 

これらの試みで、リラックスの度合いはさらに高まりましたが「脳が休まる」という感覚は、ほぼなしでした。

 

しかたがないので、鼻と同様「つもり」になってやってみました。

 

脳のリラックス。

 

「脳みそグニャグニャ」

 

このイメージです。

 

脳が休まった感じがしました。

いいんです、思い込みでも(笑)

 

 

まとめ

私たちはどんな時、ストレスを感じるのか?

 

怒られた時?

いじめられた時?

 

確かにそれもそうですが、私が一番ストレスを感じるのは、怒られたことを「思い出した時」

そして、いじめられるんじゃないかと「想像する時」

 

つまり、意識が

 

「過去」にある時(思い出す)

「未来」にある時(想像する)

 

私たちはストレスを感じるのです。

 

「じわ~」「トクントクン」を感じている時、 私たちの意識は「現在」にあります。

 

「頭を休める」とは「意識が現在にだけある」ということ

 

なんだか私、今なら悟り開けがちゃいそう。

 

あぶなくなってきたのでこのへんで。

 

 

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また「寝たまんまヨガ」について、こちらの記事でさらに詳しく説明しています。

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