うつ病で〇〇するには?

うつ病でレーシックを受けるには

2017/06/07

【はじめに】

レーシックの手術を受ける場合は、主治医の許可を受けた上で、自己責任のもとで行ってください。

 

 

レーシック手術、あの目がよくなる(近視や乱視がよくなる)手術ですね。

あの手術を5年ほど前に受けました。

 

当時、ド近眼だった私は、

 

「もし大地震が起きたときにメガネが壊れたら、間違いなく生き延びることができない」

 

そう思い、レーシックを受けることにしました。

 

とは言え、右も左も分からないレーシックですので、まずは当時最大手と言われていたレーシックのクリニックへ、電話相談してみました。

 

さすが最大手、丁寧で説明も分かりやすい。

ここに決めようかな、そう思い事前検査を受ける旨を伝えたところ、

 

「現在かかっている病気や服用されている薬はありますか?」

 

との質問がありました。

 

当時、抗うつ薬含め5~6種類ほど薬を服用していたので、その旨を伝えると、

 

「抗うつ薬を4種類以上服用していると、レーシックの手術は受けられない」

 

とのこと。

 

受けられる方法はないか質問してみたところ、抗うつ薬を4種類未満まで減らし、6ヶ月間経てば手術を受けることが可能、とのことでした。

 

 

抜け道を考える

電話を切った後、しばらく放心状態でした。

まさか、うつ病だとレーシック受けられないなんて思ってもいませんでしたから。

 

その後、何か抜け道はないかと色々考えました。

 

「さっきのレーシッククリニックには本名を伝えてしまったから、もうどうにもならいよなー」

 

「いや、偽名を使って抗うつ薬を飲んでないことにして、手術をうけられないかな?」

 

「それなら別のレーシッククリニックに連絡して、抗うつ薬を飲んでいないことにすればいいいんじゃね?」

 

考えればいくらでも抜け道は出てきました。

でもやっぱり実行には移せませんでした。

 

だって手術をするのはほかでもない「目」です。

ウソをつけば、手術自体は受けられるかもしれません。

でもその後何かあったら困るのは自分です。

 

最悪、視力がよけいに悪化する可能性もあるんですから。

もちろんウソをついて受けた手術の失敗の保証なんて誰もしてくれません。

 

「ウソはやめよう」

 

さんざん考えた挙句、小学生でも分かるこの結論に、ようやくたどり着きました。

 

 

主治医に相談する

翌日少し落ち着いて、あることに気が付きました。

 

「あ。そもそもまだ主治医に相談してない...」

 

レーシックの手術を受けたいあまり、うつ病の主治医に相談することすら忘れていたんです。

 

何をするにも、まずは主治医に相談。

これは基本中の基本ですね。

 

早速診察があった日に聞いてみました。

 

「これこれこういうわけで、レーシックの手術は受けられないといわれたのですが、やはりダメなんでしょうか?」

 

するとあっさり

 

「そんなことないんですけどねー」

 

え?そうなの?受けられるの?

 

詳しく話を聞いたところ、抗うつ薬がレーシック(正確には事前の目の検査)に影響を及ぼすという説もあるため、念には念を入れているレーシッククリニックがあるのではないか?とのこと。

 

結局主治医の判断は

 

「受けられるレーシッククリニックがあれば受けてよい」

 

でした。

 

 

レーシッククリニック探し

さて、主治医のお墨付きもいただいたので、翌日から早速レーシックのクリニック探しを始めました。

 

今でも見かけますね、レーシッククリニック一覧の載ったサイト。

 

そのサイトを見ながらまずは片っ端から電話をかけていき、服用している抗うつ薬を伝え、レーシックが受けられるかどうか確認していきました。

 

同時に電話対応の良し悪しもチェックしました。

抗うつ薬という制約があるため、私が選択できるクリニックの数が多いとは限りません。

 

つまり、限られた選択肢の中で限られた判断材料から、クリニックを選ばなければならない可能性もあるのです。

 

そういった意味で、電話対応とは数少ない判断材料の一つです。

電話確認も一つ一つ入念に行うことをお勧めします。

 

 

レーシッククリニック選びの基準

一通り電話をかけて、現在の自分がレーシック手術を受けられるクリニックをピックアップしたら、実際にどのクリニックで手術を受けるかを決めていきます。

 

と言っても、5年前の私の頃は、それほどたくさんあるわけではなかったので、割とすぐに決まりました。

開業後間もないクリニックだったのですが、院長がもともと別の大手クリニックの院長経験もあり、執刀実績がずば抜けていたんですね。

 

このあたりが決め手で、このクリニックでレーシックを受けることに決めました。

 

一般的には下記がレーシッククリニックを決める判断材料になるようです

規模 / 実績(執刀件数) / 設備 / 金額 / 手術の種類 / 保証期間 / 在籍ドクターの知名度 / 所在地 / 口コミ

 

レーシックになじみのない方は「保障期間」ってなんだ?となると思います。

 

レーシック手術って、基本的には一度の手術で視力が回復するんですけど、たまーに、また視力が元に戻っちゃうことがあるんです。

 

で、「保障期間」内であれば、無料で再手術してくれる、という制度なんですね。

 

あとは設備と金額。

 

手術とは言いますが、ドクターがメスを持って手術を行うのではなく、馬鹿でかい機械(=手術室、わりと広い)を、コンピュータ制御で角膜を削っていくって感じなんですね。

(もちろんドクターの手による術式も部分的にあります)

 

この機械がよいものだと、より精度の高い手術が行えると。

 

私たちうつ病患者の場合、何らかの制約がつく可能性もあるので、より多くの機械を備えているクリニック = 設備が充実しているクリニックのほうが安心だと思います。

 

 

 

適応検査・カウンセリング

クリニックが決まったら、実際にそのクリニックに足を運びます。

適応検査というレーシックが受けられるかどうかの検査(主に目)をするためです。

 

クリニックによってはこの時に、うつ病の病院の主治医の

 

「診療情報提供書」

 

というものを持ってきてください、と言われることもあります。

予め確認して、必要な場合は準備しておきましょう。

 

「診療情報提供書」とはいわゆる診断書のようなものですね。

うつ病の病状が記載されたものです。

 

「診療情報提供書」はクリニック専用フォーマットでなければならない場合と、うつ病の病院のフォーマットでよい場合があります。

クリニックによって異なりますので、こちらも予め確認が必要です。

 

適応検査(目の検査)と「診療情報提供書」の内容を総合的に見て、クリニック側はレーシックが受けられるかどうかを最終的に判断します。

 

で、受ける側の私たちですが、検査で大丈夫といわれても不安や心配は山のようにあるわけです。

そのため、適応検査の際、ほとんどのクリニックで同時にカウンセリングを行っています。

 

少しでも心配なことは、全て質問してクリアにしておきましょう。

また、先に書いた電話対応同様、ここでの説明があまりにもずさんであれば、別のクリニックを考えたほうがよいかもしれません。

 

私の場合は、そのあとドクターとの面談があり、さらに詳しい説明と、手術を受ける日、受ける手術の種類を決めたあと、その日は終わりになりました。

 

 

レーシック手術当日

特に変わったことはありません。

基本的に、指定された時間にクリニックへ行き、レーシックの手術を受け、帰ってくるだけです。

 

ただ、目の手術だけあって、相当緊張はしていたようです。

家にたどり着いた途端に、へたり込んでしまいました。

 

うつ病が悪化する、というようなことはありませんでしたが、相当疲れますので、仕事や学校がある方は、できればお休みをとることをお勧めします。

 

今はどうかわかりませんが、5年前は寝る時だけ目を保護するゴーグルのようなものをつけて寝ました。

気になって眠れなかったことを付け加えておきます。

 

 

再手術

先の、レーシックの保障期間のところで書いた通り、レーシックの手術をして視力が回復しても、100人に1~2人の割合で、視力がまた悪くなってしまう、ということが起こります。

 

実は私、手術後1~2週間程度で、運悪く右目だけ、視力が半分程度戻ってしまいました。

 

もちろん保障期間内だったので、再手術をして今では両目ともよく見えています。

 

執刀医にうつ病や抗うつ薬との関係性を確認したところ、関係ないとの回答でしたが、一応そういった事実があったということも記しておきます。

 

 

主要レーシッククリニック

2016年6月30日現在、都内の主要大手クリニックに、

 

「抗うつ薬を服用している場合、レーシックを受けられるか?」

 

の調査をしてみました。

下記注意事項をよく確認した上で、ご参照ください。

 

新宿近視クリニック

 基本的に受けられる

 適応検査時に飲んでいる薬の確認(薬手帳でよい)で最終判定

 

品川近視クリニック

 抗うつ薬4種類以上服用の場合、不可

 抗うつ薬3種類以下服用を半年以上の場合、適応検査をして要否判定

 

神戸神奈川アイクリニック

 基本的に受けられる

 診療情報提供書の内容を確認し、最終判定

 

南青山アイクリニック

 電話口で飲んでいる薬を伝えれば、受けられるかどうか教えてもらえる

 

 

[注意]

  • 内容が変わる場合がありますので、あくまで参考としてご覧ください。
  • 抗うつ薬を飲んでいてレーシックを受けられるクリニックが良いクリニックというわけではありません。
  • あくまで抗うつ薬に対する各クリニックの方針です。

 

 

まとめ

レーシックを受けるには、

 

  1. 主治医に相談してレーシックの許可を得る
  2. 抗うつ薬を飲んでいてもレーシックを受けられるクリニックを探す
  3. 適用検査・カウンセリングの予約をとり、検査に行く。診療情報提供書」が必要な場合は、事前のうつ病の主治医に書いてもらう
  4. 手術を受ける
  5. アフターフォロー(術後検査、たま~に再手術)を受ける

 

こんな流れになると思います。

 

最後に大事なことですが、どのクリニックに行っても、「診療情報提供書」の確認段階で断られる可能性はゼロではありません。

 

だからといって

 

「ウソをついてレーシックを受ける」

 

これだけはやめてください。

 

失敗したら、視力悪化・うつ病悪化・保証何もなし、むしろ隠してたことで、まずい立場に立たされる可能性も考えられます。

 

新宿近視クリニック

Myriams-Fotos / Pixabay

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