うつ病で〇〇するには?

【必ずパッケージツアーで申し込め!】うつ病で海外旅行に行く方法

2017/07/05

うつ病で海外旅行というと、行ってはいけないような気がしますが、きちんとお約束を守れば行っていいそうです。

 

これからそのお約束をこまごまと書いていくわけですが、大きく2つですね。

 

  • 主治医に内緒で行かないこと
  • あらゆる面で無理をしないこと

 

それでは「うつ病で海外旅行に行くには」行ってみましょう。

 

 

 

主治医に許可を取る

まずは必ず主治医に海外へ行っていいかどうかの確認をしてください。

場合によっては行けない時もあります。

 

行けない場合に秘密で行ったりすると、異国の地で逮捕・監禁...etc

最悪の場合、日本に帰ってこれなくなる場合があります。

必ず主治医の指示には従ってください。

 

では、うつ病で海外へ行ってはいけない場合の説明をしていきますが、行ってはいけない場合というのは、大きく二つに分かれます。

 

 

行けない場合その①

まず一つ目は、うつ病の症状が悪すぎて海外旅行どころではない時。

 

国内の近場へ旅行へ行くのとはわけが違います。

まわりの親切そうな外国人の方々に、身包みはがれることも往々にしてあります。

私は医師ではないので詳しくは分かりませんが、

 

  • トラブルがあって帰国が遅れても、数日間は自力で現地で安全に過ごせる
  • 一人でも安全に出入国できる

 

おそらくこのくらいが目安になってくるのではないかと思います。

 

あとは、

 

「誰とどこに行くか?」

 

ですね。

 

「家族とリゾート地に行く」と、「一人でジャングルの奥地に行く」とでは、もちろん主治医の判断も変わってきます。

 

また、調子が悪くて薬の処方が頻繁に変更される時期というのも、海外への許可は出づらいです。

国によって持ち込んではいけない薬があるためです。

詳細は、次の「行けない場合その②」をご参照ください。

 

 

行けない場合その②

二つ目は、

 

「服用している薬によって入国できない国がある」

 

というものです。

 

「どの薬を持ち込んではいけないか?」

 

は国によって違います。

 

また同じ薬でもある国では何mgまでならOK、別の国では何mgでもNGといったように、まちまちです。

 

そのため、主治医には

 

  • どの国に
  • いつからいつまで
  • 何日間滞在する

 

ということをきちんと伝えて、

 

「現在飲んでいる薬を持ち込んで大丈夫かどうか?」

 

を確認をしてもらってください。

 

私は素人なので詳しくはありませんが、うつ病で処方される薬というのは、ほかの薬に比べて、睡眠薬系や麻薬系寄りのものが多い感じがします。

 

医師の確認も取らずにそのような薬を外国に持ち込んでしまうと、下手すると異国の地で逮捕されて、一生帰ってこれなくなるなんてこともありえます。

 

悪気はなかった、知らなかったでは済まない問題ですので、くれぐれも確認をおこたらないよう注意してください。

 

また、よくネット上で

 

「抗うつ薬のxxならアメリカは大丈夫」

「検疫で何も言われなかったよ」

 

などという書き込みを目にしますが、それらはあくまで素人の結果論に過ぎません。

 

もしそれらの情報を信じて不利益を被ったところで、誰も責任を取ってくれません。

確認は必ず医師にとるようにしてください。

 

 

英語で書かれた処方箋(しょほうせん)は持っていたほうがいい

ネットでもよく話題になっています。

 

「英語の処方箋は必要か不要か?」

 

私は英語の処方箋を書いてもらいました。

料金は普通の診断書より少し高め、確か5,000~6,000円くらいだったと思います。

 

こんな感じです。

 

 

なぜ英語の処方箋を書いてもらったかというと、

 

「避けられるやっかいごとは、全て避けるため」

 

です。

 

うつ病での海外旅行は健康時の旅行に比べて非常に疲れます。

 

「いかに疲れない工夫や準備をするか?」

 

それがうつ病での海外旅行のコツであるといってもいいです。

 

実際に海外に行って感じたことですが、日本からの出国時は、ほとんどチェックらしいチェックというものはありません。

 

ただ、海外(私の場合はアメリカ圏)からの出国時のチェックというものは、かなり細かく厳しいものでした。

 

あのピリピリした空気で所持していた薬について英語で質問されたら、おそらくシドロモドロで、別室に連れて行かれたと思います。

 

異国の隔離された部屋で、痛くもない腹をクタクタになるまで探られる。

悪いこともしてないのに、うつ病という弱っている状態でそんな尋問のような、なが~い質問は受けたくありません。

 

そんな時、英語の処方箋一枚あれば、薬の内容はもちろんのこと、余計な時間や労力が全て解消されます。

予め用意しておけば、審査官の心証も違うでしょう。

 

うつ病での海外旅行で避けるべきは、疲れることです。

疲れを避けるためにも、英語の処方箋は用意すべきです。

 

 

心構え - すべて3倍かかると思え

主治医に確認を取り、渡航の許可が取れた場合、準備に取り掛かるわけですが、その前に一つ。

 

旅慣れた人でない限り、準備の前に以下の3つの心構えをしてください。

 

  1. いつもの3倍労力がかかる
  2. いつもの3倍時間がかかる
  3. いつもの3倍お金がかかる

 

決して大げさではなく、うつ病での海外旅行とはこのくらいの負担がかかります。

そしてこの中で一番抑えなければならないのが、1.の労力です。

 

普段の3倍の労力がかかるということは、普段の3倍疲れるということです。

普段の3倍疲れれば普段の3倍いさかいも増えます。

ミスも増えます。怪我や病気、その他の危険も増えます。

 

うつ病での海外旅行では、どれもが大きなリスクとなります。

 

これらのリスクを減らすために、まずお金で買える労力はお金で買ってください。

もったいないと思うかもしれませんが、海外での安全をお金で買えるのであれば、それほど安いもはありません。

 

そのための

 

>3.いつもの3倍お金がかかる。

 

です。

 

この「安全を買うお金」をケチるくらいであれば、うつ病中にわざわざ危険な海外旅行に行かないでください。

 

そして、お金では買えない労力は、あらかじめ多めに見積もって行動することで、労力の負担を分散します。

 

例えば普段1週間で旅行の準備をする人であれば、

 

「準備期間に3週間の余裕を見ておく」

 

ということです。

 

>2.いつもの3倍時間がかかる。

 

準備だけでなく何をする時でも、この3倍時間がかかる、を目安に行動すると、焦ったり怒ったりすることがありませんでした。

 

 

準備(飛行機・ホテル)

まずは飛行機とホテルの手配です。

 

値段は高くとも日本の航空会社、日本の企業が経営しているホテルを選んでください。

万が一現地で調子が悪くなった場合、日本系列の航空会社・ホテルであれば、スムーズに変更手続きが可能です。

 

「おれはそのくらい英語で変更可能だ」

 

という人も、日本系列にしてください。

自分の調子がいい時を基準として考えるのではなく、最悪を基準として考える。

これがうつ病で海外へ行く際の考え方です。

 

あと、できればホテルの近くに日本大使館、病院(日本語が通じるとなおよい)、日本の旅行会社の窓口があると安心です。

 

まぁぶっちゃけいっちゃうと、

 

うつ病の時は、日系旅行代理店のパッケージツアーで海外旅行を申し込め!

パッケージツアーで行けないようなところには行くな!!

 

ということですね。

また旅行会社は、格安は避けて有名どころを選んでください。

 

↓こことか

 

↓こことか

 

 

準備(薬)

そのほか、私が準備をしてよかったと思ったものです。

 

まず、薬の余剰。

これはあったほうがいいです。

 

飛行機が飛ばずに現地で足止め、なんてことはよくあることです。

運がよければ現地の病院で調達できるかもしれませんが、できない場合は帰国まで薬なしの苦しみです。

主治医に相談してもらっておきましょう。

 

あと、薬は分割して持っておいたほうがいいです。

まとめて持っておいて失くすと、やっぱり帰国まで薬なしの苦しみです。

 

パスポート・クレジットカード・薬、絶対に失くさないようにしましょう。

 

 

準備(その他)

つぎに、iPad(その他タッチパッドでもいいと思います)。

スマホより、画面の大きいタッチパッドの方が便利です。

 

これにオフラインで使える英和・和英辞書を入れていきました。

 

「ウィズダム英和・和英辞典2」

 

ウィズダム英和・和英辞典 2

ウィズダム英和・和英辞典 2
開発元:物書堂
¥2,900
posted with アプリーチ

 

割とお高かったのですが、とても役に立ちました。

現地の薬屋さんで買い物をしなければならなかったのですが、見事に役に立ちました。

 

>3.いつもの3倍お金がかかる。

 

こういうところでケチらず、いいものを買っておくと苦労が減ります。

 

あとは、旅行会社に予めお願いして、現地で携帯電話とWiFiルータを用意してもらいました。

 

うつ病でなにが一番怖いかというと、現地でパニックに陥ってしまうことです。

パニックに陥っても携帯電話があれば何とかなります。

万が一携帯電話がつながらなかったら、iPadとWiFiルータ使ってメッセンジャーで連絡を取る。

 

とにかくオンラインでつながっているとそれだけで安心する。

安心するとパニックに陥らない。

そんな感じで最低2つ、通信手段は持ち歩いていました。

 

 

出発前日

以上の準備を通常の3倍の時間をかけてじっくりと行います。

ここを端折る(はしょる)と、あわてる・忘れる・やり直す、旅行を楽しむどころではなくなります。

 

無事に準備が終わったら、できればフライト前日に空港近くのホテルに一泊することをおすすめします。

 

出発当日は例え遅めのフライトをとったとしても、逆算して朝起きるのを考えると早いです。

前の日だって、テンションが上がって寝れやしません。

 

であれば、前入り(まえいり)してゆっくり一泊するのが、労力を抑えるコツです。

そのために、ホテル代は使っちゃいましょう。

 

>3.いつもの3倍お金がかかる。

 

荷物も自分で運ぶのではなく、前入りするホテルに送ってしまい、手荷物一つで行くのが疲れません。

 

空港で、山のような荷物を引っ張って、喧嘩をしながらゲートを探している人たち見かけますが、うつ病の私たちがあの状態になったらもうアウトです。

 

ちょっと贅沢で気が引けるように思えても、あえて楽をとる。

 

そんな姿勢がちょうどいいと思います。

 

 

現地で

現地に着くと、まずとても元気になります。

海外旅行でハイテンションになるんですね。

 

うつ病の時にこのハイテンションにのると、2日ほどでダウンして残りを寝込んで過ごすことになります。

気をつけてください。

 

まず、到着した日は何もせず休息にあててください。

外出も、ご飯を食べに行くくらいで。

 

もちろん移動は可能な限りタクシーを使ってください。

 

2日目以降は半日遊んで、半日ホテルで休息が基本です。

もし1日遊んだら、次の日1日はホテルで休息です。

 

「物足りないな~」

 

と感じるくらいがちょうどいいです。

 

最終日前日、最終日は到着した日と同様、何もせず休息にあててください。

お土産を買いに行くくらいはよいですが、あまり遠出はしないようにしてください。

 

また、郵送できる荷物は全て送ってしまったほうがいいです。

日系のホテルだとこの辺りもスムーズに手続きが進みます。

 

 

帰国

国にもよりますが、出国時のチェックは厳しく時間もかかります。

英語の処方箋を忘れずに持ち、早め早めの行動を心がけます。

 

空港のチェックインが完了したら一安心。

飛行機に乗って日本へと帰ります。

 

空港に到着後、家が遠い場合はホテルに一泊、そうでない場合はそのまま帰宅がいいと思います。

疲れている時はやっぱり家が一番です。

 

帰国後

現地であれだけセーブしていても、帰国後約2日間はほどんど体が動きません。

うつ病で調子がよかった後の「揺り戻し(ゆりもどし)」のような状態になります。

帰国後の予定は、2~3日あけておいた方がよいでしょう。

 

現地から郵送した荷物が届く頃ですが、荷ほどきもできないほど体も心も疲れきっています。

エネルギーが戻るまでしばらくの間は、ゆっくりと過ごします。

 

まわりの反応

帰国後弱っているところに追い討ちをかけるのが、まわりの反応です。

海外旅行へ行くということをどんなに内緒にしていても、必ずバレます。

そして、帰国後弱っているところに、追撃がきます。

 

「うつ病なのに海外旅行って、仮病じゃねーのー?」

 

特に仕事をしている人は、この追撃は覚悟していたほうがいいです。

本来なら、うつ病に対する偏見・差別で反撃をするところですが、弱ってる時はあえて相手にしないのが、賢い選択です。

 

 

 

まとめ

恐いことやネガティブなことをたくさん書いてしまいましたが、うつ病でも海外旅行は楽しめます。

 

ただ、楽しむためにも、ある程度の制約や覚悟は必要だということです。

重要なところをまとめると、

 

  • 主治医の許可を取る
  • 安全を第一に行動する
  • 疲労を残さないあらゆる努力・工夫をする

 

うつ病での海外旅行は安全に帰ってこれたら成功。

楽しんでこれたら大成功です。

 

そのためにも事前の準備は充分に時間をかけて、現地ではくれぐれも無理をしない程度に楽しんでください。

 

 

Alexas_Fotos / Pixabay

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