アニメ・マンガ

実写版、攻殻機動隊「ゴースト・イン・ザ・シェル」を10倍楽しく観る方法。予習必須6作品&無料視聴方法を紹介。

2017/06/27

1995年、1本のアニメ映画が世界の映画ファンを驚愕させた。

 

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」

 

それまでの「アニメといえば子供向け」といった考えを根底から覆す、まさにセンセーショナルな作品だ。

上映当初は日本国内での評価はそれほど高くなく、むしろ海外で大絶賛。

その後、逆輸入的に国内での評価が上がり、日本が世界に誇る名作映画となる。

 

監督:押井守(おしいまもる)、製作スタジオ:Production I.Gは、多くのSF・サイバーパンク・ヴァーチャルリアリティ映画に影響を与えることとなる。

映画「マトリックス」の監督、鬼才ウォシャウスキー兄弟(現在は二人とも性転換をしたため「姉妹」)も攻殻機動隊から多大な影響を受けたことは、非常に有名な話である。

 

そしてこの伝説の名作がハリウッドで実写化され、2017年4月、いよいよ劇場公開される。

 

ただこの作品、おそらく非常に難しい。

何の予備知識もなく映画館に行っても、面白い・つまらない以前に「理解できない」はず。

逆に言うと、理解ができれば「面白い」なんてレベルではない。

実写版製作者の力量や熱意、原作の理解度にもよるが、PVを見た限り、少なくとも娯楽のレベルは超える。

うまくいけば「革新」すら期待できる、大げさではなく。

 

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」そしてその関連作品は、そのくらい深い。

 

これから、この実写版「攻殻機動隊」を余すとこなく堪能するために見ておきたい、映画・アニメ・マンガ・書籍を紹介していく。

どの作品も予習教材であると同時に、それぞれが非常にすぐれた名作である。

今まで見たことのない作品があれば、ぜひこの機会に触れて欲しい。

 

なお、本記事の最後には、「必須6作品」を、無料で視聴する方法も紹介している。

あわせて参考となれば幸いである。

(※詳細はこちらを参照)

 

必見6作品。原作映画「攻殻機動隊」以外にも外してはいけない作品がある

押井守監督の映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」はもちろんのこと、今から紹介する6作品は必ず観て欲しい。

簡単に言うと、押井守監督(および原作者、士郎正宗)に影響を与えた作品と、押井守監督に影響を受けて成功を収めた作品だ。

前者のエッセンスは今回の実写版「攻殻機動隊」にも色濃く反映されいる。

また後者が受け継いだものが、いわば「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」のコア(核)であると同時に、実写版の見どころでもある。

 

ボリュームはあるが、これらさえ観ておけば難解な実写版でも「分からない」ところはまずない。

実写がアタリであれば「ものすごく楽しめる」し、万が一「つまらない」ならハズレと判断できる。

 

逆に、観ていないと「分からない」のか「つまらない」のかの区別すらつかない恐れがある。

間違いなく言えるのは「楽しめる」ことはまずない。

何度も繰り返すが、「攻殻機動隊」の内容は決して浅いものではない。

 

攻殻機動隊シリーズをより理解するために、はじめに観る2作品

攻殻機動隊とはいわばサイバーパンク作品の集大成・完成品である。

(※サイバーパンク:大雑把に言うと、アンドロイド・サイボーグ・コンピュータ・人工知能...etcをテーマにした作品)

ただ、完全であるがゆえに難解。

ぶっちゃけ大衆向けの内容ではない。

 

そのため、事前にもう少し大衆向けの不完全な作品を観ることで、完成品を理解する「練習」をするのがよい。

不完全な作品とは、攻殻機動隊以前に作られた同ジャンルの作品。

攻殻の礎(いしずえ)・エッセンスとなり得た作品である。

不完全とはいえ、それはあくまで「攻殻機動隊と比べれば」という意味であり、一作品として十分観る価値のあるものである。

特に今回の実写版にも関連の深い以下の2作品は、はずさず観てほしい。

 

「ブレードランナー」

まずはこの2つのPVを見比べて欲しい。

1つ目は1982年に公開された「ブレードランナー」、そして2つ目は今回の実写版「攻殻機動隊」の映像である。

 

「ブレードランナー」

 

「ゴースト・イン・ザ・シェル」(実写版「攻殻機動隊」)

 

雰囲気が非常に似ているのが分かると思う。

これはパクっているのではない。

 

荒廃した近未来と、アジアの雑多な雰囲気が絶妙にマッチした世界観。

 

「ブレードランナー」のこの世界観は、これから紹介するサイバーパンク作品すべてに反映されている。

つまりすべての作品は、この映画に強い影響を受けているのである。

 

1980年代前半といえば、「スターウォーズ」「E.T.」といった壮大な宇宙もののSF(というかジョージ・ルーカスとスティーヴィン・スピルバーグ)が大ヒットしていた頃。

そのため同時期に上映された「ブレードランナー」の一般的認知度はやや劣るが、上映から35年たった今観てもまったく古さを感じさせない、むしろ現在のサイバーパンクSF作品すらはるかに凌駕する、圧倒的な名作である。

 

主演はハリソン・フォード。

「スターウォーズ」のハン・ソロ役で有名だが、「ブレードランナー」でのハリソン・フォード(リック・デッカード役)の方が明らかに質が高く、深い。

もっとも製作側が熱を入れるあまり、何度も追加撮影を要求されたハリソン・フォードは、この映画が嫌いになってしまったようであるが。

 

高度なテクノロジーにより、きわめて人間に近いレプリカント(アンドロイド)が作られるようになった近未来、レプリカントがなぜ人間ではないのか?そもそも人間の定義とはなにか?

 

この問いこそが、「ブレードランナー」そしてその後のサイバーパンク作品の本質である。

(「ロボットに人権を」といった安易な結論に行き着く作品は除く)

現実世界と仮想現実といったテーマも、最終的にはこの本質と同義であることは、「ブレードランナー」を観てもらえれば分かると思う。

(書籍を除けば)「ブレードランナー」とはいわば「原点」、この作品を観ることで「攻殻機動隊」をはじめとするサイバーパンクの本当の面白さを知ることができる。

 

「JM」

1995年公開の映画。

いろいろアラはあるが、今回の実写版「攻殻機動隊」を見る上ではずせない作品。

 

まずこの映画ではキアヌ・リーブスと北野武が共演している。

キアヌ・リーブスといえば「マトリックス」の立役者、「マトリックス」は攻殻機動隊にインスパイアーされた作品である。

そして北野武は今回の実写版「攻殻機動隊」に新巻課長役として出演。

この北野武、「JM」の中ではヤクザ役として出演しているが、実にいい味を出している。

ハリウッドが勘違いしそうな「ヤクザ」を、日米双方から見ても違和感なく演じ、さらに重厚な存在感のあるキャラクターにまで押し上げている。

意図的な演技を感じさせることなく、「素のタケシ」でこれをやってのけるところが、見事。

 

「JM」の原作はウィリアム・ギブスン著の小説「記憶屋ジョニー」

このギブソン、「ニューロマンサー」という小説も書いている。

実はこの「ニューロマンサー」こそが士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊」の元ネタ。

そして士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊」を元につくられたのが、押井守監督のアニメ映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」である。

 

「JM」は決して名作とはいえない。

見どころも多いが、ツッコミどころも多い。

ただ、あらゆる面で今回の実写版「攻殻機動隊」と関わりのある作品である。

そういった意味では外してはいけない作品のひとつである。

 

攻殻機動隊シリーズ4作品。解説と考察

攻殻機動隊シリーズは実写版の素である、いわば「本命」

中でも以下の4作品は、サイバーパンクの本質にせまるばかりでなく、さらなる可能性である「進化」を見事に表現した名作。

  • 「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」
  • 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」
  • 「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」
  • 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」

そして、これらの本命は、あえて「ブレードランナー」「JM」のあとに観ることをおすすめする。

攻殻機動隊の理解が深まるとともに、このシリーズがすべての面で「完成形」であることが分かる。

当時の技術でサイバーパンクというジャンルを実写で表現するには限界があった。

アニメという自由度の高いメディアにより、この限界に縛られることなく、理想が表現できている。

 

そして理想的な表現の裏に示唆されているテーマ・メッセージを読み取り理解すること、これができた時はじめて攻殻機動隊の凄まじさが分かる。

なお、

  • 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」
  • 「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」
  • 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」

上記3作品(STAND ALONE COMPLEXシリーズ)の解説は非常に複雑なため、別記事として下記にまとめた。

実際に作品を見た上で、分からないところが出てきた時に参照して欲しい。

 

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」

1995年、押井守監督。

今回の実写版「攻殻機動隊」のPVを見る限り、この作品が実写版のベースとなっている。

 

犯罪を未然に防ぐ「攻性」の少数精鋭組織、公安9課、通称「攻殻機動隊」

その中核を担う主人公、少佐こと草薙素子(くさなぎもとこ)。

彼女たちの前に現れた、謎のウィザード級ハッカー「人形使い」を追跡する中で明らかになる真実を描いた作品。

(※ウィザード級ハッカー:規格外の能力を有するハッカー)

 

体の一部(または全部)を機械化する「義体化」

脳にデジタルインターフェースを施す「電脳化」

 

電脳化により、記憶の外部化、ネットワーク経由で他人の脳をハッキング(ゴーストハック)すら可能になる。

そして脳と脊髄の一部以外すべてが義体(義体化率100%)の主人公、草薙素子。

どこまでが自分?

自分を自分たらしめているもの、Ghost(自我)は本当に存在しているのか?

人工知能とGhostの境界線は?

 

そしてこの作品(および原作マンガ)が偉大なのは、これらの問いからさらに踏み込み、人間のさらなる進化の可能性を示唆しているところ。

AI(人形使い)とGhost(草薙素子)の融合、そしてさらに高次的な存在に進化。

 

観終わるとすぐにもう一度観たくなる。

他の作品を観たあと、もう一度この作品を観てみたくなる。

視聴を重ねるほどに、その面白さにハマっていく、数少ない名作のひとつ。

 

いろいろなバージョンのブルーレイ・DVDが発売されているが、実写版を観る前であれば、これがいいかと。

↓輸入版DVD

 

↓2017/4/7には実写化記念版も発売

 

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」

2002年。監督:神山建治、Production I.G。

テレビアニメ版、全26話。

 

1995年の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」以降、押井守監督本人を含めたさまざまな監督が続編の製作を試みたが、唯一「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」を超えた作品が、この神山健治監督の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズ。

 

「伝説の映画「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」をテレビアニメ化したら絶対駄作になる」

 

それを見事にくつがえした名作。

 

舞台は「素子と人形使いが出会わず、素子が9課に残っている」という設定のパラレルワールド。

(「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」では、人形使いと融合したあと、素子は9課を去っている)

 

ウィザード級ハッカー「笑い男」による連続事件(笑い男事件)を捜査する中、一連の事件が、実はまったく関連のない別人たちによって引き起こされることが明らかになっていく。

笑い男の正体と一連の事件の真相を描いた作品。

 

 

なお、ミニコーナー「タチコマな日々」をはじめとするタチコマたちの会話の中に、先に述べた重要テーマのヒントや伏線が多数含まれているので、繰り返し観て理解を深めて欲しい。

 

↓「笑い男事件」をサクッと見たいならこちら

 

↓全話じっくり見たいならこちらの2セット

 

 

 

「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」

2004年。監督:神山建治、Production I.G。

テレビアニメ版、第2弾。

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の続編。全26話。

 

第1弾に比べるとやや劣る。

というか、このあと紹介する第3弾「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」の伏線というべき作品であるため、単体としての面白さではなく、内容の理解に努め、シリーズ全体の面白さを追求したほうがよい。

 

「個別の11人」を名乗る国粋主義テロリスト集団が起こす一連の事件を追ううちに、見え隠れする内閣情報庁「合田一人(ごうだかずんど)」の陰謀。

そして「個別の11人」の1人であったはずの「クゼ(九世 英雄)」が、敵対していた招慰難民(しょういなんみん)の革命的指導者となり、彼らの独立国を作るため行動する。

難民の核武装により、難民独立が大国を巻き込む国際問題へ。

そして合田、クゼの真意が明らかになる...

(※招慰難民:大戦後、労働者不足を補うために、日本が招き入れたアジア系難民)

 

↓全体をサクッと見たいなら総集編

 

↓全話じっくりみたいならこの2セット

 

 

 

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」

2006年。監督:神山建治、Production I.G

「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」の続編。

スカパー&OVAの長編作品。

 

105分という短い時間の中で「攻殻機動隊 S.A.C 2nd GIG」の伏線を一気に回収している。

2nd GIGの伏線を理解していることを前提に、すべてが暗示的に解き明かされるため、非常に難解。

 

1995年の「攻殻機動隊 / GHOST IN THE SHELL」の人形使いは、自分を「情報の海で発生した生命体だ」と言っている。

この「情報の海で発生した生命体」というかなりフワッとした経緯を、STAND ALONE COMPLEXという現象を用いて、具体的に描いた作品こそが、神山健治監督の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズである。

 

ということが、すべてを理解すると分かる。

 

舞台は草薙素子が公安9課を去ってから2年後。

テロをもくろむ、シアク共和国の最高指導者、カ・ルマ(元)将軍とその側近たち。

公安9課のメンバーは、彼らが次々に自殺する事件を追ううちに、謎のウィザード級ハッカー「傀儡廻(くぐつまわし)」の存在を知る。

傀儡廻と、彼が構築した「Solid State Society」の正体を探るうち、9課のメンバーの前に現れたのは、2年前に失踪した少佐こと草薙素子。

徐々に明らかになる素子の真意と、Solid State Societyの全容。

そして傀儡廻の驚くべき正体とは。

 

その他おすすめ映画・アニメ

「必見6作品」だけでは物足りない・もう観ちゃった、という強者のための、追加おすすめ映画&アニメ。

 

「マトリックス」シリーズ

ウォシャウスキー兄弟(姉妹)による有名大ヒット作品。

  • 「マトリックス」1999年
  • 「マトリックスリローデッド」2003年
  • 「マトリックスレボリューション」2003年

「ブレードランナー」「JM」「攻殻機動隊シリーズ」を観た後にもう一度観てみると、ものすごく世界観が広がる。

「マトリックス」のすごさはもちろんのこと、この作品に影響を与えた「ブレードランナー」と「攻殻機動隊」がマジで偉大だってことが実感できる。

「レボリューション」は高予算ハリウッド感が強く、あまり面白くないのではずしてもいい。

 

 

 

 

「イノセンス」

2004年。監督:押井守、Production I.G

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」と平行してProduction I.Gで製作された、押井守監督の劇場版第2作目。

1作目が「Ghost(自我)」に焦点を当てたのに対し、「イノセンス(innocence、無我)」が根底にあるメインテーマ。

人形(アンドロイド)の暴走を通して、自我を持たないものの悲しみが描かれている。

 

1作目を意識しすぎたためか、作りこみ過ぎの感があり、観ていて疲れる。

人形の悲しみとか、正直ディープ過ぎて映画自体はあんまり面白くない。

攻殻の世界観をより深く理解するという意味では、一度観ておいていいと思う。

 

 

「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0」

2008年。監督:押井守、Production I.G

1995年の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の3DCGリメイク版。

 

 

「攻殻機動隊 ARISE」

2013~2014年。監督:黄瀬和哉(きせかずちか)、Production I.G

以下の4話で構成されている。

  • 「border:1 Ghost Pain」
  • 「border:2 Ghost Wispers」
  • 「border:3 Ghost Tears」
  • 「border:4 Ghost Stand Alone」

公安九課(攻殻機動隊)創設前のストーリー。

草薙素子はまだ少佐ではなく、「三佐」。所属は陸軍501機関。

組織・背景・登場人物が一新されている&作りこみが複雑なため、非常にややこしい。

前作(「STAND ALONE COMPLEX」シリーズ)を超えようとがんばりすぎると、作りこみが過ぎるのは「イノセンス」と同じ。

 

 

 

 

 

「LUCY/ルーシー」

2014年。

主演:スカーレット・ヨハンソン

監督:リュック・ベッソン

 

「実写版「攻殻機動隊」の草薙素子役が日本人ではない!!」

と大騒ぎになっていたが、この作品を観ていたので、草薙素子=スカーレット・ヨハンソンはありだと納得。

人間が脳を100%使えるようになるとどうなるか?というSFアクション(ちょこっとテクノロジー)

 

 

「アヴァロン」

2001年。監督:押井守

「攻殻の世界を実写化したらこんな感じ」に一番近い。

出演者全員ポーランド人、言語もすべてポーランド語。

普段聞きなれないポーランド語が、退廃した近未来ヴァーチャルの世界観に、絶妙なまでにハマっている。

本来であればもっと高く評価されるべき作品。

低評価の理由は、本作の2年前に同ジャンルの「マトリックス」が大ヒットしたため。

またポーランド撮影中に押井守が痛風(つうふう)を患い、実力の半分も出せていなかった。

(撮影中は車椅子)

 

 

マンガ・小説

この辺の理解は、もうマニアというより研究に近い。

 

士郎正宗「攻殻機動隊」シリーズ

すべての原点がここに詰まっているわけですが、解読がすごく大変です。

1作目が「人形使い」との融合を通した人類の進化。

2作目(攻殻機動隊2)が「草薙素子の同位体たち」との遭遇を通し、「珪素(けいそ)生命体」による人類の進化。

3作目(攻殻機動隊1.5)は、進化とはあまり関係ない内容。「STAND ALONE COMPLEX」「ARISE」の舞台や設定がちょいちょい出てくる(というかこの本からアニメの設定をひっぱってきている)。

 

完全に理解できるとかなり面白いらしい。

 

「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」

1991年 士郎正宗

 

「攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE」

2001年 士郎正宗

 

「攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER」

2003年(2008年) 士郎正宗

 

「ニューロマンサー」

1984年 ウィリアム・ギブスン

士郎正宗「攻殻機動隊」のネタ本(小説)。

元凄腕のうらぶれハッカー(コンピュータ・カウボーイ)の復帰から、最終的には超すごいAIの誕生&宇宙のかなた、ケンタウルス系にいる同属との通信という、壮大なストーリー。

何度かハリウッドで実写化の話しがあがったが、いずれも頓挫

超難しい。

 

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

1968年 フィリップ・K・ディック

映画「ブレードランナー」の原作小説。

これは結構読みやすいし、感銘を受けるところが多い。

 

「アップルシード」全4巻

1985~1989年 士郎正宗

士郎正宗による「攻殻機動隊」の前作。

第5次世界大戦後に作られた理想郷「オリュンポス」で活躍するデュナン(女の子:生身)とプリアレオス(男性:サイボーグ)の話。

(攻殻機動隊と同じ時間軸。攻殻は第4次世界大戦後の新浜(東京消滅後の新たな首都)が舞台)

平和を維持するために、市民の中に「バイオロイド」を混ぜて、人間同士の緩衝材・均一化をさせている。

多様化と均一化というテーマは、アップルシードからはじまっている。

 

 

 

 

 

まとめ

これだけ押しに押した実写版攻殻機動隊「ゴースト・イン・ザ・シェル」だが、正直「駄作ではないか?」という不安がないわけではない。

というより、ハリウッドというだけで不安だらけ、いや不安しかない。

 

「攻殻機動隊」のメインテーマとは「進化」

 

そして実写版では「クゼ」というキャラクターがその鍵を握る。

クゼがクールな悪役を演じる、単なるアクション or 凄腕ハッカーであれば、その時点で駄作。

無数のGhostを束ね「多様性による進化」のキーとなる存在であれば、名作となる可能性は高い。

その上で、それらをいかに優れた描写で表現できるか?

メッセージ性が高すぎて退屈ではやはり駄作。

 

実写版のプロデューサー、アヴィ・アラッドは

「(クゼは)人形使いではありませんし、笑い男でもありません」

と言っている。

 

この言葉がどうか「進化」を示唆するものであって欲しい。

そしてどうかハリウッド版「ドラゴンボール」の大失策だけは繰り返さないで欲しい。

 

切にそう願うばかりである。

 

 

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  • 「JM」×1
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